原点を徹底的に守る経営手法が魅力的
原点を徹底的に守る経営手法が魅力的
あのドン・キホーテの代表取締役社長が大原孝治になりますが、この人の魅力は徹底したこの店の企業理念に根付くものであることを指摘せざるを得ません。この人物はドン・キホーテの店長から出世した人物です。お店の出店に関しては本部が手掛けていますが、経営に関してはお店に任せているのがドン・キホーテの基本戦略です。いろんな店舗がありますが、ポップのデザインから高く積まれている製品まで一緒ということが少ないのがこのお店の特徴です。つまり中央集権的な今までの日本のCMSゼネラルマーチャンダイズストアとは一線を画す分散型集権型のお店になっています。
商品戦略は本部が2割握っており、あとは店舗に任せているのがドン・キホーテの特徴です。これは前社長から受け継がれているものであり、大原孝治自身も店長として出世をしたからこそ、体に叩き込んでこの戦略が正しいことを理解しています。
なにも大原孝治自身が作り上げた戦略ではなく、ドン・キホーテ自身が持っている遺伝子のようなものと理解するとわかりやすくなるでしょう。だからといってこの人物の評価が落ちるわけではありません。
なにかと変化を求められないと生き残ることができないのが日本の企業になっていますが、間違っていない戦略の筋を変えないことは勇気が必要になります。代表取締役社長となったいまでもこの戦略を貫き通すこと自体が経営戦略として正しい手腕を貫き通していることがわかるでしょう。